シャトー・ラトゥール[2011] 赤 750ml

   

5大シャトーの中で、一際輝くラトゥールです。

僕の大のお気に入りワイン!グランヴァンの女王 と呼ばれる【ラトゥール】です。

その素晴らしさ は誰もが認めるところ。

日本でも人気はピカ一! といってもいいでしょう。

【ラトゥール】の一番の魅力はスケール感タップ リの香りにあります。

樽香、果実香、アロマ、ブ ーケ、熟成香、色んな要素が一体となって奥行き の深い魅力的な香りを放ちます。

色調も黒みが強 く、いかにも凝縮度が高そう・・・。

シルキーではあ るが十分なタンニンがこのワインの品格を感じさ せてくれます。

ぶ厚いボディが波状的に押し寄せ長い余韻へと・・・。

              素晴らしい・・・! シャトー・ラトゥールは2012年以降プリムール販売から撤退することを発表しています。

その理由は、ラトゥールの完璧なまでの品質主義によるもので、大きく2つが挙げられます。

ひとつめの理由は「最高のブレンドを追求する」ということ。

プリムールは、収穫の翌年にテイスティング出来る状態にしなければいけませんが、シャトー・ラトゥールとしては、個々の区画ごとにワインを仕立て、樽熟成が完了した後に、最適なキュヴェを選びブレンドを決定したいという意向がありました。

もうひとつには「最高の飲み頃で味わってほしい」ということ。

ボルドーワインの最新ヴィンテージは、収穫年の約3年後に一斉にリリースされますが、飲み頃に入った本当のラトゥールのワインを楽しんでもらうため、シャトー側がワインをリリースする時期をコントロールすることにしたのです。

このような理由から、プリムール撤退を決定したシャトー・ラトゥール。

今後、ますます入手困難なワインなることは必至でしょう。

2011年は、ここ最近の40年間で最も乾燥した気候となり、過去2年のグレートヴィンテージと比べれば線の細いスタイルですが、ブドウはしっかりと熟しました。

力強いタンニンがある為、醸造時にタンニンが出すぎないように抽出したため新鮮でエレガント、長期熟成能力も備えたワインが多く造られたヴィンテージです。

フレッシュなカシスやプラムなどの黒系果実の香りに、トリュフ、スミレの花、インク、森の下草、チョコレート、トーストなどを感じる、実に複雑なニュアンス。

パワフルかつ深く、フローラルかつ美しい、凝縮した果実味や甘く熟したタンニン、石を砕いたようなはっきりと主張するミネラル、様々な要素が感じられます。

時が経つごとに進化するシャトー・ラトゥール。

数年で飲み頃を迎えますが、ここはボトルを開けたい衝動をぐっと堪えて、 十数年の眠りにつかせてみることもお薦めです。

  • 商品価格:90,200円
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